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第22回名城大学建築同窓会情報交流会

 平成28年11月19日(土)に第22回名城大学建築同窓会情報交流会が名城大学天白キャンパスで開催されました。この会は、毎年この時期に、母校との絆をつなぐ場として、卒業生、学生そして大学関係者・教員や退職された教員の方々が一同に会し、様々な方々との交流を通して、卒業生間のネットワークづくりを目指して開催しております。
 さて、今回の交流会は、16時から建築家でプロダクトデザイナーである平成13年卒業の板坂諭先生に「建築の境界線」というテーマで、プロジェクターを使ってお話がありました。板坂先生は建築からデザイン全般にわたって活動しており、空間の中の照明や家具なども含めて建築のジャンルとしてとらえているとのことで、空間の中の緑を楽しめる形、新しい蘭の形、自立する岐阜提灯、照明、椅子などなどをパワーポイントで作品を紹介し、こうした作品を出すにはしっかりしたコンセプトが重要であるとのお話でした。車のドアのガラスの納め方を参考にサッシのガラスの納まりに採用したという事例の紹介もありました。また、これからの若い学生に対しても世界で戦っていく気持ちを持って学んでほしいとのメッセージもあり、学生会員の方々にはデザインへの考え方、世界での取り組みなど、かなり刺激を受けた内容だったのではと思います。私も固定概念にこだわらず発想の豊かさに関心しきった次第であります。板坂先生には、今後も飛躍を続け世界中で活躍されることを願っています。
 引き続いて、17時10分から、平成26年法学部卒業で現在プロとして全国各地で演奏を行っている杉山氏による津軽三味線の演奏がありました。短い時間ではありましたが、迫力満点で素晴らしい演奏でした。
 続いて、17時40分から懇親会に入りました。今回は大勢の学生会員の参加を得ることができました。最初に学会関係の行事の合間を縫って駆けつけてくださった吉久学長をはじめ理工学部長、建築学科長、校友会副会長からの祝辞をいただき、理工同窓会長の乾杯をもって、懇親会が始まりました。学生さんたちが板坂先生を囲んでのお話がはずんでいたようです。建築学科の教員、退職恩師そして体育OB連合会や理工学部の他学科同窓会の方々も参加され、和やかな雰囲気の中で楽しく交流を深めことができました。1時間35分という短い時間ではありましたが、ご満足していただけたのではと思います。
 次回も有意義な交流会となるよう役員で練ってまいりたいと思います。会員の方には一人でも気軽に参加していただいて、先生方や卒業生とのチャンネルづくりの場に活用していただければと思います。今後も建築同窓会へのご支援をよろしくお願い申し上げます。
 最後に、この交流会を準備していだいた石川相談役、鈴木副会長をはじめ役員の方々に厚くお礼を申し上げます。

建築同窓会長 岡野 廣海

【講演会】

岡野同窓会会長あいさつ
岡野同窓会会長あいさつ
板坂 諭氏講演会
板坂 諭氏講演会

【ミニコンサート】

津軽三味線演奏 杉山大輔氏

【式典、懇親会】

吉久学長祝辞
吉久学長祝辞
加鳥理工学部長祝辞
加鳥理工学部長祝辞
寺西建築学科長祝辞
寺西建築学科長祝辞
中村校友会副会長祝辞
中村校友会副会長祝辞
庵原理工同窓会会長乾杯
庵原理工同窓会会長乾杯

■フォトギャラリー

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